子どもが脱毛器を使うリスク
子どもが脱毛器を使う際には、いくつかの考えられるリスクをしっかり理解した上で使用することが大切です。
脱毛してもまた生えてくる可能性がある
例えば、生理前の子が家庭用脱毛マシンで毛をすっきり処理出来た場合でも、思春期を迎えることによってホルモン分泌が活発になり、ムダ毛が再生してくるリスクがあります。
小学校の低学年の時に毛深いことが気になって家庭用脱毛マシンを使ったりエステサロンに通っていても、中学校や高校生になった時に、ムダ毛が再生してくる可能性があることは、あらかじめ理解しておいた方が良いでしょう。
そのため、小さな年齢の子どもが脱毛マシンを使う場合には、永久効果を狙うよりは普段のお手入れの一環として長く付き合っていくつもりで使用するのが良いでしょう。
脱毛器でやけどしてしまうかもしれない
また、子どもの皮膚は大人と比べると薄くて敏感なため、脱毛する際の照射出力レベルによっては火傷する恐れがあることを理解しておかなければいけません。
照射出力レベルは、年齢に関係なく使用する時には、その人の痛みの感じ方や毛量、肌の状態などに合わせて調整することができます。
照射出力レベルをアップすればするほど得られる脱毛効果は高くなりますが、場合によっては火傷してしまう可能性もありますから注意しなければいけません。
脱毛する際には、まずは低めの出力から始めて、まったく痛みを感じなければレベルを少し高くして様子を見ながら調整することが大切です。
日焼けできなくなる
それだけではありません。
大人なら、元気に外を走り回って遊ぶことは少ないものですが、子どもの場合には体育の授業やプール、ビーチなど屋外で元気に走り回る機会は大人よりもたくさんあります。
季節によっては屋外でのアクティビティによって日焼けをしてしまうことがあります。
日焼けをすると、家庭用脱毛器を使うことはできなくなってしまう場合があるので注意しなければいけません。
こうした脱毛マシンは、光やレーザーを照射することによってメラニン色素に反応させるわけですが、日に焼けていると毛に含まれているメラニン色素だけでなく、肌細胞のメラニン色素が反応してしまうことがあり、それが火傷を引き起こす原因となります。
うっかり日焼けした場合には、肌のトーンが元の状態に落ち着くまでは、家庭での脱毛は少しの間お預けということになります。
お肌トラブルが起きやすくなるかもしれない
また、脱毛をした後には毛穴がとても繊細な状態になっているので、泥まみれになって遊んだり、激しいスポーツをしたり、海やプールなどに入ると、トラブルを起こしやすくなります。
直前に脱毛をするのではなく、少なくても前日ぐらいまでにお手入れしておくようにしましょう。