子どもが脱毛器を使ったら痛みはあるの?
家庭用脱毛器を使う際に心配になるのは、やはり「痛み」ではないでしょうか。
家庭用脱毛器とエステサロン脱毛は、痛みが全然違う
家庭で使える脱毛マシンは、エステサロンで使われているマシンと比べると、照射出力レベルがかなり低く抑えられているので、感じる痛さのレベルは全く異なります。
しかし、基本的な脱毛のメカニズムは同じですから、それなりの突き刺すような刺激はもちろんあります。
お手入れの際に光を照射すると、毛穴の中に潜んでいる毛母細胞が反応して熱を放出し、それが毛の根元部分のたんぱく質を凝固させてくれます。
イメージとしては、毛穴の中はドロドロした生卵が入っている状態で、そこに熱を加えることによってゆで卵の状態となり、固まることで毛穴からツルリと排出されやすくなるのです。
脱毛器はまったく痛くないと効果が無い
脱毛器を使って感じる痛みというのは、生卵がゆで卵になる際に必要な熱を肌が感じるためで、まったく無痛だと脱毛効果が得られないということになってしまいます。
ただし、子どもは大人よりも皮膚が薄くて敏感なので、もしかしたら大人よりも痛みを強く感じることはあるかもしれません。
家庭で使える脱毛マシンは、それぞれ出力レベルを調整することができるので、使う時には出力レベルを調整すると良いでしょう。
出力レベルが低すぎると、反応するメラニンが少なくなるため、痛みを感じることはありませんが毛が抜けなかったり、脱毛効果がイマイチとなります。
我慢できないほどの出力レベルで照射する必要はありませんが、少し痛いなと感じても、我慢できるぐらいの痛みなら我慢したほうが、脱毛効果という点では大きな効果が期待できます。
痛くないムダ毛処の理方法もある
エステサロンで行われている施術方法は、大半が光脱毛なのですが、家庭で使えるものには、別の施術方法でムダ毛処理できるものもあります。
例えば、電熱線で肌表面から出ているムダ毛を焼き切るという施術方法の脱毛マシンです。
毛穴にはまったくダメージを与えないので、永久効果などは期待できませんが、完全に無痛ですし、肌にトラブルを与えずに肌表面から出ているムダ毛のみを熱で焼き切るというメカニズムになっているので、再生してくるムダ毛が太くなったり濃くなったりする心配がありません。
痛みがある方法・無い方法をうまく使い分けよう
アトピー肌の子でも安心ですし、明日ビーチに行くから毛を何とかしたいという時にも、即効性があるこの方法なら便利です。
痛みがあるものは長期的には永久効果が期待できるなどのメリットがありますが、痛くないものでもムダ毛処理の方法としてはカミソリや脱毛剤を使うよりも快適で大きな効果が期待できます。