子どもに使える脱毛器はやけどが心配。。ですよね
サロンに通っても【やけどリスク】がある
子どもでも大人でも、脱毛器を間違った方法で使ってしまうと、やけどをするリスクはあります。
例えば、日焼けをしている肌に使ってしまったり、強すぎる照射出力レベルで使ってしまうと、誰でも痛みを感じたり、やけどをして跡が残ってしまうかもしれません。
子どもは【脱毛やけどリスク】がさらに高い
しかし子どもの場合には、大人よりも皮膚が薄くて敏感なので、リスクは高くなります。
そのため、エステサロンや家庭用脱毛器を使って施術をしたことがあるお母さんでも、自分は大丈夫だったから娘も平気なはずと思いこまず、子どもの肌は薄くて繊細ということを念頭に入れて、注意深く使うようにしましょう。
子どものやけどリスクを抑えるには弱い照射レベルで
やけどのリスクを最小限に抑えるためには、まず出力レベルは低いものから少しずつ様子を見ながら上げる作業をしましょう。
多くの脱毛器には何段階かに出力レベルを調整できる機能がついています。
いきなり最初から強めの出力で照射してしまうと、やけどするリスクが高いので、最初はもっとも弱めのレベルから始めて、痛みを全く感じなければ少し高めにしてみて、我慢できるぐらいの痛みを感じるレベルかそれよりも少し痛くないぐらいのレベルで照射するようにしてください。
照射レベルが低くても脱毛効果はちゃんとある
毛量が多かったり剛毛だったりすると、最初の数回の施術は誰でも痛みを感じるものです。
しかし、無理に痛いのを我慢しながら脱毛するとツラいですから、我慢できるぐらいの痛みで照射して、まずは毛量を減らすことに専念すると良いでしょう。
お手入れを重ねるうちに痛くなくなるので、そこから出力レベルを高くしてお手入れすれば、トラブルのリスクを最小限に抑えてスッキリ脱毛できます。
もしやけどしてしまったときは
もしも脱毛器を使っていてやけどしてしまったら、まずは冷たい水ですぐに患部を冷やし、適切な薬を塗るか病院で専門家に見てもらいましょう。
適切な処置をすれば、跡が残らずにスッキリ治りますが、処置を怠って放置してしまうと、跡が残ってしまう可能性があるので注意してください。
また、患部が完全に治るまでは脱毛器の使用は禁止となります。
患部にさらに脱毛マシンを使うと、激痛になったり症状が悪化するリスクがあるので、くれぐれも注意してください。
子どもの脱毛器やけどを防ぐためには
家庭用脱毛器は、正しく使えばやけどする心配はありません。
まずは使う前に説明書をしっかりと熟読して、使い方を理解した上で正しく使うようにしてください。
また、小学生ぐらいの子どもは、保護者がムダ毛処理をしてあげるという方法もトラブルを予防する対策と言えます。
子どもに使える脱毛器で永久脱毛できる?
今は大人だけでなく子どももおしゃれには気を遣う時代です。
他の人の目や人との違いが大人以上に気になる子どもにとって、ムダ毛は大きな悩みです。
それが精神的な負担になってしまったり、いじめなどの原因になってしまったりする前に、親としてはぜひ子どもの不安にしっかり向き合い、解決してあげたいものです。
最近は子どもを対象とした脱毛器も登場しているものの、成長期の変化の多い子どもたちに、どの程度の効果があるかは気になるところです。
理論上、永久脱毛できるといっていいのは医療脱毛だけ
まず覚えておきたいのは大人と同じように、繰り返し処理する必要がない永久脱毛が可能なのは医療脱毛のみだということです。
しかし実際の意味での永久脱毛であれば、大人ほどではないものの子どもでもある程度の効果は期待できます。
脱毛器の効果は大人のほうが出やすい
ある程度というのは、発毛の周期はホルモンバランスと大きな関係があるからです。
ですから、まだホルモンバランスが安定していない子どもの脱毛は大人に比べると効果が出にくいのが事実です。
時々脱毛サロンで生理がきていることや思春期を超えていることが条件や推奨項目になっていることがあるのはそのためです。成長の過程でホルモンバランスが変わると発毛周期も変わり、せっかく脱毛したとしてもまた毛が生えてきてしまったり、急に毛が濃くなってしまうこともあります。
また子どもの体毛は大人と比べて毛が細いことも効果が出にくい原因となることがあります。
子どもでもコンプレックスを解消させる程度の脱毛効果は出る
このように子どもが脱毛器を使用した場合の永久脱毛の効果は大人と比べると少ないのが事実です。
しかしある程度ホルモンバランスの安定した中学生・高校生の子どもであれば、それなりの効果が期待できるようになります。
また大人ほどの脱毛効果は得られなかったとしても、子どものもっているコンプレックスをなくすだけの効果はあります。
さらに子どもの弱い肌に日々負担をかけるカミソリや毛抜きによる肌トラブルを減らせることも大きなメリットと言えます。
↑毛抜きでの自己処理は埋没毛や毛嚢炎を引き起こす
脱毛後のケアや日焼け対策は念入りに
しかし脱毛後のアフターケアは大人以上にしっかりしてあげたいものです。
心配しすぎる必要はないものの、季節によって学齢期の子どもは大人以上に野外で活動する時間が長くなります。
中学生・高校生であれば自分で注意できるかもしれませんが、小学生などは肌の手入れをする習慣はないことが多いでしょう。
脱毛後すぐの日焼けによるやけどを防ぐために日焼け止めクリームを塗ったり、避けられる野外での活動はその時期だけでも避けるように親が注意してあげる必要があります。